今年も残すところ2週間弱で2018年も終わりに近づきますね。
自身の1年を振り返ってみて、2018年頑張ったこと、目標達成したことはなんですか?
また自分を褒めてあげたいことは? 新しい手帳を手にしたり、年の瀬ともなると、先のことばかりに意識がむきがちですが、新しい目標をきめる前にまずは、自分自身を振り返ることからスタートしてみてください。

決意の種を植えるなら12月のうちに

実は12月のこの時期は、暦的にも陰の気が満ちているので、自分の内側を見つめ直すのにとても良い時期だと言われています。普段は外に意識が向いている方もこの時期は自然と内側に向かいやすく、いつもより自分自身のことが深くわかるタイミングでもあるそうです。そして冬至からはいよい世の中の気も「陽」に転じていくので、できればその時までに目標をきめ、決意の種を植えることが理想とされています。(ぜひこの「時の利」も活用してください)

新年に向けた目標となると、真っ先に浮かぶのが、仕事や恋愛、旅行や収入アップ等で、お子様がいらっしゃる方であればお子さまの成長などがまずは優先されてしまうのではないでしょうか。
2019年こそは「自分自身の健康」に関する決め事を一番に書き入れていただきたいと思います。
そうはいっても「健康分野」の目標をきめるって案外難しいですよね。
多くの方は「何キロ痩せようとか」「毎日何キロはしるとか」、書いた途端、三日とたたずに崩れさってしまう様な極端な目標ばかりがあがりがちに。

新年は「消活」をテーマに加えてみよう


セルフケア・ラボ的におすすめなテーマはやはり「消活」です。「消活」とは消化器官の活動を短縮した私たちにとって大事なキーワードですが、消化器官でおこなわれる、「消化」「吸収」「排泄」の一連の代謝過程全てをさしています。また美容や健康に関心の高い方であれば、健康といえば「腸活」という風に自然とテーマがあがってくるかもしれないのですが、実は腸を極めるためには、その前の段階からの活動「消活」への理解がとても大事になってくるのです。
消化器官というのは、口からはじまり肛門までがひとつの繋がった長い管です。
体の健康度を理解する代表的なバロメーターは毎日の便ですが、実は良質な便をつくるのには、腸だけではなく、口からはじまる消化器官すべての仕組みが滞りなくおこなわれていることが大事になります。つまり「良質な便」は一連の消化器官全ての活動があってこそはじめて完成するというのが「体の真実」なわけです。

意識の量をもっと内側に向けてみよう

多くの方は食べたものが、胃から腸に届きそのまますぐに「便」へと繋がると思われがちですが、平均すると食べてから排出されるまでの概ねの時間は、健康な人で約20〜22時間と言われ、体の内側では、毎食毎に新しい旅のストーリーが始まっています。シンプルにいうと、食べたものが食道を通り、胃で消化されるまでの時間が約4時間、その後に小腸・大腸と巡っていき、最終的に直腸を通じ、肛門から便が排出されるとう仕組みです。
これら一連の工程は当たり前すぎるからなのか、体の学びを軽んじているのか日本では学校等で学ぶことがないのですが、海外の子供達は幼い頃から大事な授業の一環として消化について学んでいます。

例えば筋トレで筋肉をつくる時に、今使っている筋肉に意識を向ければ向けるほど、それに応えてくれ大きく育つという体験をしたことがある方も多いのでは思いますが、それと同じ様に「今、自分の胃は食べ物を消化してくれている!」「小腸が私に必要な栄養を吸収してくれている!!」と一度でも感じたことはあるでしょうか? 自分の外側に目を向けることはあっても、体の内側の変化にスポットライトがあたることってほとんどないとですよね。逆にそのことにすでに意識が向いているという方がおられたら、相当に健康リテラシーが高くすでに「消化力マイスター」の域に到達しているといえるでしょう。

大人の腹落ちメソッド「消活」おすすめ本の紹介

消活のことを「腹落ちする次元」で理解していただくためには、やはり消化という一連の過程や消化器官それぞれのメカニズムをまずはきちんと理解するということが大切になります。そこで、お休み中におすすめしたい書籍が2冊あります。

「汚れた腸が病気をつくる」バーナード・ジェンセン(著)

そのうちの1冊はこちら。すでに絶版になっている本ですが、アマゾンで手に入れることができます。著者のバーナード博士は、生涯「健康で長生きする秘訣」を研究し続け、世界を50カ国以上歴訪された方です。内容的にはタイトルどおりの「腸」に力点をおいた著書にはなりますが、各消化器官の仕組みやこまかな役割をロジカル(左脳的)に知ることができます。この本で衝撃を受けたのは、食事をしてから排出するまでの消化器官の流れを追い、時間毎にその消化活動が見える化された一連のイラストによる解説です。この図により食べた物が24時間以内に排出されることの重要さが重々わかり、日常生活の中で私の食べたものは今どこにあるのだろうという事が自然と意識できるようになります。

「おしゃべりな腸」ジュリア・エンダース(著)

またもう1冊のおすすめ本が、「おしゃべりな腸」というドイツの若き研究者が書いた本です。こちらはアマゾンでKindle版もありますので気軽に読み進められます。
なぜ胃はこの様な形になっているか等、飲み会の席でも人気を集めてしまう様なネタも満載です。全体を通じて腸という器官がどのように働き、どのように私たちを守ってくれているのかを、ユーモアたっぷりに解説されており、おしゃれな挿絵と共に楽しく(右脳的)理解が深まります。
本国のドイツでは発売後すぐにミリオンセラーになった著書でもあり、イギリス、フランス、オランダ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、ポーランドでもベストセラーになっているおすすめの「消活本」です。興味はあるけど健康本が少し苦手という方でも楽しく読めてしまう一冊です。

おわりに

今回は、年末ということもあり、一年の振り返りと共に、来年の目標のテーマのひとつに「消活」を入れてみるという提案をさせていただきました。今まで、あれこれと試され、おおかた何でも経験ずみの大人の皆様には、やはりそのロジックが「腑に落ちる」「腹落ちした」とまで納得できないと実際の行動までは起こせないと思います。そして当然のことながら知識が行動に至らなければ、習慣にまで到達しません。そこでここでは、楽しくかつ、視覚的かつ衝撃的に理解できる2冊の本をご紹介させていただきました。ぜひ興味がわいた方の1冊を手にとってみてください。
その上でもっと「消活」に関心を持たれたという方は、ぜひ私たちの講座を受講されてみてください。大切な学びが効率よくぎゅっと凝縮され、日常生活で使える目からウロコな学びをお伝えさせていただきます。

▼講座の詳しい内容はこちらから
「消化力」セルフケア 実践講座